日銀のバズーカ砲で円が急落

先日、近くの公園にお花見をしてきました。

丁度満開で、垂れ下がった枝に、ひと塊になって咲きほころんだサクラが目の前に・・・

つい両手をかざすとピンクの花束が、手の中にスッポリおさまり、甘い思い出がよみがえった感覚になりました。

ところで、阿部内閣が発足して１００日が経過し、停滞した経済は動きだそうとしている様に見えるのですが・・。

日銀の金融緩和、長年かけて積み上げた借金を、2年で一気に倍にして、２０７兆円にするとか。

更に超低金利の発表で円が買われて株は値を上げ、対ドル為替も９６円に届き、一気に2円近く円安になりました。

いずれ、100円にもなると言われますが、今はかけ声だけで、実態がまだ動いていませんから、80円に戻るとも・・・・・。

10年・20年前なら、未だ生活の中で、車や住宅やテレビ・・など欲しいモノが未だ残っていたかも知れません、でもこれから、高齢化社会に移り消費は変わって、住宅や、車といった物ではなく、医療や福祉といった目立たない処に資金が必要となるでしょう。

どんどんと働ける世代も減少し、いつまでも経済は成長せず、10年・20年先には、膨大な借金がだけが残ってしまった、なんて事にならない様に願いたいものです。

実態を動かすためには、経済の構造が変わらないと、成長は続きません。

日銀が撃ったバズーカ砲で、今後、実態経済がどのように動くのかが、カギとなるのでしょう？

政府は海外の後進国などの成長に目を向ける成長戦略のようですが、成長はいつまでも続きません。

この潤沢な資金で儲ける人は儲け、生活弱者は取り残され、生活格差が大きくなる様な気もします。

私が家庭を持つとすれば、豊でもないけれど保護を受ける程でもない、たまに、旅行などできて家族みんなが平穏に暮らせる日々であればよいと思うのですが・・・。

家計でも膨大な借金をすると、は少しでも金利が上がると、身動き取れなくなります。

今後の動向、私達の生活に直撃するので、実態経済の動きを見ていきたいと思います。

例年では、桜が満開になると、直ぐに雨が降って、直ぐに散ってしまっていた様に思うのですが、今は雨は少し降ったものの、固い花ビラは持ちこたえてキレイなままです。

今年のお花見は、この週末も楽しめそう・・・・・？？